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　小松市は、小松運動公園末広野球場改修工事について、第３四半期に土木と電気設備の２分割で一般競争方式により発注する方針だ。
　２００８年度に完成した同野球場（末広町地内）の施設規模は、グラウンドが１万３７４５平方メートルで中堅１２２メートル、両翼９９・１メートルとなっている。建物（観覧席、室内練習場、会議室など）は８５２６平方メートル。
　全体計画によると、内野グラウンドの排水改修やクッションフェンス改修、アンツーカー舗装、防球フェンス設置のほか、屋外ナイター照明と施設内照明のＬＥＤ化、スコアボード表示装置改修で全面フルスクリーン化などを行う。
　今回のリニューアルにより、利用者の安全性向上や施設の機能充実を図り、プロスポーツを誘致できる仕様にする。２５年３月の完成を目指す。当初予算に２億６０００万円を計上するとともに、２４年度の債務負担行為として限度額４億円を設定した。
　実施設計は建築が家楽舎木田智滋住宅研究室（小松市）、電気設備が山崎設備設計（同）が担当している。