日本工業経済新聞社(埼玉)
2023/08/10
【埼玉】八潮市/第3回公園等整備推進審議会/優先整備する2公園のゾーニング案など明らかに
八潮市は8日に第3回公園等整備推進審議会を開催し、優先的に整備を計画する大瀬運動公園・下河原運動広場のゾーニング案などを明らかにした。大瀬運動公園は野球場を中心いた上で、北側に憩いの場や多目的広場を設ける試案を示した。下河原運動広場は中心施設となる多目的広場を設け、周辺にはアーバンスポーツに対応した設備などを導入する考えを打ち出した。
審議会には、中川河川敷沿いに点在している大瀬運動公園・下川原運動広場・中川河川敷包括占用区域に関する整備方針検討を諮問している。3カ所を一体的な拠点として活用できるよう公園間の連携を強化しつつ、公園を活用した賑わいの創出を狙っている。
第3回審議会では、事業全体の計画期間を2024〜43年度とする考えを発表した。施設機能の再編を予定している大瀬運動公園、下河原運動広場に関しては、早期整備対象に位置付け優先的な予算措置を見据えている。
大瀬運動公園は「スポーツ拠点」としての再編を計画しており、野球場や多目的広場、憩いの場などを設ける方針だ。下河原運動広場は「アクティビティ拠点」へ設定し、多目的広場やアーバンスポーツ用設備などの導入を想定する。
計画策定後は、事業の第1弾として大瀬公園再整備、下河原運動広場の多目的広場整備に着手する。2弾目で下河原運動広場のアーバンスポーツ用の設備を設ける。