全国情報ネットワーク：各地域で信頼される専門紙33紙で構成

　新潟県土木部は８日、「Ｍａｄｅ　ｉｎ新潟　新技術普及・活用制度」の２０２２年度活用状況を公表した。
　登録状況は新たに５技術が登録され、総登録数は全１７１技術（土木１５６、建築１５、３月３１日現在）となり、ゴールド技術が５、プラチナ技術は１０を数える。
　活用実績では、売上額が県内４４億９５００万円（３８８８件）、県外は７６億９２００万円（４３０６件）で合計１２１億８７００万円（８１９４件）に上る。販売実績は０６年度の創設から２２年度末までの累計で活用件数が約８万７０００件、売上額は約１６００億円となり、うち県外が６割を占めるという。技術管理課では「登録技術の県内外での普及・活用をさらに促進するため、朱鷺メッセで展示・発表会を開催するほか、登録企業と合同で県外見本市へ出展するなど販路開拓を後押ししている」とし、２３年度は石川県（４社）や大阪府（６社）、熊本県（４社）、名古屋市（６社）のフェアにも出展。
　「Ｍａｄｅ　ｉｎ新潟　新技術普及・活用制度」は、県内建設産業の技術力向上と経営健全化を目的に創設。県内企業が開発した建設分野の新技術を広く情報公開することで、普及および活用を促進するもの。