全国情報ネットワーク：各地域で信頼される専門紙33紙で構成

　大阪市は、都市計画道路東野田河堀口線の整備工事に２０２５年度から着手する。大阪城公園の西側（大手前）の道路の詳細設計をフジヤマ（大阪市北区）に委託した。設計期間は24年３月29日まで。用地取得を進めながら、24年度に電線共同溝設置工事、25年度から整備工事を進める予定だ。現在の用地取得率は70〜80％。
　大手前区間（大阪城西側）と上本町区間（地下鉄谷町六丁目駅〜上本町駅）で、安全・安心な歩行空間を確保するための再整備事業となる。
　大手前区間の整備場所は、大阪市中央区大手前１から大阪城までの道路延長２８０�b（幅員27�b）。狭くすれ違いが困難な既設歩道を改良する。
　上本町区間の整備場所は、天王寺区上本町１〜天王寺区上本町西５の道路延長１０４０�b（幅員27�b）。現在予備設計を進めており、早ければ本年度中に詳細設計を発注する予定だ。予備設計は近畿技術コンサルタンツ（大阪市中央区）が担当。既設の片側歩道区間の改良や無電柱化によって都市防災機能を向上させる。