トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

北陸工業新聞社
2023/08/08

【福井】賛助会員90人参加固い絆で業界発展/福井県設備設計事務所協会/合同納涼会開く/建築設計と設備設計は一心同体

 福井県設備設計事務所協会(松山憲雄会長)は4日、正会員と賛助会員の交流を深める、合同の納涼会を開催した。会場は、福井市大手3丁目のザ・グランユアーズフクイで。計約90人が参加した。
 松山会長が冒頭挨拶。連日の猛暑で、公私多忙の参加に感謝し、年一回開催の意義を示した。「コロナが完全に収束したわけではないが(今年5月に5類移行)、対面に勝る交流はない。設備設計界は、高齢化と若手人材の不足が大きな課題。協会として、業界存続の環境づくりを。皆さんから情報や知恵を拝借し、それを糧に運営していきたい」と強調。「改正省エネ法や、BIMも避けては通れない。ならば積極的に取り込みたい。建築設計の皆様とも一緒にトライし、業界の発展へ」と、力強く話した。
 来賓を代表し、福井県土木部公共建築課の坂川慶介課長と、福井県建築士事務所協会の木下賀之会長が祝辞。来賓参加の加賀久宣福井県公共建築課参事、小林勝幸福井県電業協会副会長、早瀬茂樹福井県管工事設備工業協会会長、坂行章北陸電力福井支店営業部長が紹介された。
 乾杯は、佐々木基之福井県建築設計監理協会理事長が発声。「建築設計と設備設計は一心同体。設備が頑張らなければ建築も頑張れない。固い絆で結ばれている」と強調。壇上、福井伝統工芸アイドルグループさくらいとが、宴を盛り上げた。

〜来賓あいさつ〜

福井県公共建築課の坂川慶介課長

 先日、アニメ映画を鑑賞した。どう生きるか、について感銘を受けた。コロナウイルスは目には見えない。しかし、人類の生活様式を変えてしまった。大切な教訓は、相手の顔を見ながら対話する。優しさや真心を育て、幸せにつながるよう伝えていくことが必要と、教えられた。

福井県建築士事務所協会の木下賀之会長

 DXにZEBなど。最近は民間工事でも案件が出て来た。建築事務所だけでは対応できない。設備設計みなさんの協力がなければ前に進めない。今後も、建築設計と設備設計が一緒になって建築をつくっていきたい。来年10月には日本建築士事務所協会連合会(日事連)の全国大会が福井で開催される。ぜひ協力を。

hokuriku