富山県土木部建築住宅課は、6月の新設住宅着工戸数をまとめた。それによると、着工戸数は584戸で前年同月比28・9%の大幅な増加を示し、4カ月ぶりのプラスに転じた。新設住宅の床面積は、計5万5748平方メートル。
利用関係別の戸数は、分譲住宅が161戸と前年同月に比べ大きく増加し、持家250戸、貸家168戸、給与住宅5戸となった。
構造別では木造住宅が計427戸で、新設住宅に占める割合が約73・1%。内訳は、在来383戸、2×4が44戸。非木造は157戸だった。
建方別は、一戸建て297戸、長屋建て54戸、共同住宅233戸。資金別は、民間資金が572戸、住宅金融支援機構6戸、その他6戸。
市町村別の総戸数を見ると、富山市が270戸(うち木造171戸)で最も多く、高岡市111戸(同56戸)、黒部市62戸(同62戸)、射水市36戸(同36戸)、砺波市32戸(同31戸)と続いた。
2023年度の累計は1445戸で、同1%増となっている。