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　７月13日の大雨による影響で、県下の公共土木施設27カ所に２億４０００万円あまりの被害が出ていることが分かった。県土整備部が暫定で被害状況をまとめた。
　梅雨前線の活発化によって、同日早朝の県内は東部を中心に記録的な大雨に見舞われた。
　被災した公共土木施設は、いずれも小規模ながら県施設が鳥取県土管内の14カ所に１億１０００万円、市町施設は鳥取市と岩美町、琴浦町で13カ所、１億３０９０万円の被害があった。
　主なカ所では、鳥取市松原の湖山川は護岸に１５００万円、同市越路の県道鳥取郡家線は大型ブロック積みに１５００万円、同市浜坂の市道覚寺湯山線はコンクリートブロック積みに１５００万円の被害を確認した。
　同部技術企画課によると「現在（３日時点）、被害状況の確認を継続している」と説明。近日中にも取りまとめ、本省に最終報告する。災害査定は９月中旬以降になりそう。
※鳥取県土施設14カ所１億１０００万円
▼河川４カ所４２００万円▼砂防３カ所１６００万円▼急傾斜１カ所９００万円▼道路６カ所４３００万円
※市町施設13カ所１億３０９０万円
▼鳥取市＝河川１カ所１０００万円、道路９カ所９０９０万円▼岩美町＝河川１カ所７００万円▼琴浦町＝道路２カ所２３００万円

日刊建設工業新聞