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　環境省福島地方環境事務所は、今年度発注見通しに大熊町と双葉町の特定帰還居住区域被災建物等解体撤去および除染等工事2件（ＷＴＯ対象）を追加した。いずれも年内に入札する。
　先行して実施する、帰還困難区域内の復興拠点から外れる区画の除染に係るモデル工事。大熊町から下野上1区、双葉町から三字、下長塚各行政区を対象個所として提案されており、工事を通して高線量個所の除染強度、計画策定から除染、避難指示解除に至る一連のプロセスを検証する。
　ともに工期約8カ月。発注種別は土木工事、建築工事で発注規模は6億8000万円以上15億円未満。第3四半期に一般競争で入札する。