備前県民局東備地域事務所は、備前牛窓線の2車線改良でのバイパス整備の用地測量を9月までに指名競争入札で委託する予定。納期は2023年度内。構造物の詳細設計費、用地測量費、用地費、補償費として23年度の事業費に9100万円を手当てしている。
備前市佐山地内で道路の改築を行う。総延長2100b、総幅員10・75bで車道各3・25b、路肩1bと0・75b、路上施設帯0・5b、歩道2bの片側1車線道路。片側に歩道を設置する。起点は東鶴山小学校(備前市佐山2721)付近、終点は荒池の上流付近。
沿道に家屋が連担し、幅員狭小の未整備区間のため大型車のすれ違いに支障をきたすこと、歩行者などの通行で危険な状況にあることなどの問題点を解決するため、安心で円滑な交通を図ることが目的。
現在は、5カ所設置する水路部のボックスカルバートの詳細設計を行っている。納期は11月30日まで。
同整備は21年度に着手し、10カ年事業となる予定。22年度に、路線測量をウエスコ(岡山市北区)と備南測量設計(玉野市)、地質調査をアサヒ地質研究所(岡山市南区)、道路の詳細設計をウエスコで完了している。
24年度は用地買収を行い、第4四半期での一部着工を目指す。
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提供:建通新聞社」