横浜市の2023年度第1四半期の委託業務契約結果(建通新聞社調べ)によると、総件数は443件で前年度同期に比べて57件増加した。局別では環境創造局が149件で同47件増と増加幅が最も大きく、総件数を押し上げた。委託総額は約48億円で約5億円の増加。不調は3件減少し6件だった。
早期発注案件を含めて、23年度第1四半期に入札を行った案件を対象に集計した。
契約総額は47億5525万7835円で、前年度同期に対して、5億4289万7043円増加した。局別に件数と契約額を見ると、環境創造局が149件で19億0311万9694円、道路局が103件で11億7700万7341円、建築局が38件で4億0420万4995円、都市整備局が32件で3億6430万9067円、水道局が30件で2億0224万4966円だった。
委託金額が1000万円以上だったのは81件で、最高額は「北部第二水再生センター分離液処理施設(第4系列)築造実施設計(詳細設計)業務委託」の7000万円だった。
件数が増えたのは環境創造局と道路局で、建築局と交通局、水道局、都市整備局では減少した。このうち、契約額が減ったのは水道局と都市整備局だけだった。
環境創造局の委託案件を申し込み資格別に見ると、土木設計が2倍弱に増えるとともに、造園設計と建設コンサルタント等業務が増加している。
提供:建通新聞社