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建設新聞社
2023/08/03

【東北・宮城】仙台市が郡山折立線青葉山工区の設計委託候補者選定

 仙台市は、「郡山折立線(青葉山工区)ほか1線道路(B)・橋梁・トンネル等予備設計地質調査業務委託」を1日に開札した結果、8562万3525円で応札した大日本ダイヤコンサルタントを落札候補者とした。
 都市計画道路・郡山折立線は、国道4号バイパスと接続する太白区郡山5丁目地内を起点に、東北自動車道仙台宮城IC付近で県道仙台村田線につながる青葉区茂庭綱木東地内に至る、総延長約9・5`b。このうち青葉山工区は、八木山南小学校に近い太白区八木山南地内から、青葉区郷六郷六山を経由して青葉区茂庭綱木東地内に至る区間で、4車線を確保する計画。区間延長は約3・2`bで、うち上下線セパレートで延長約2`b、2車線で幅員12bのトンネル整備を見込んでいる。
 今回の業務は2021年度に発注した道路予備設計A(担当=復建技術コンサルタント)と22年度に委託した航空測量(担当=朝日航洋)を基に、構造や施工計画・方法、概算工事費の一体的な検討・調整を行い、道路予備設計Bとトンネルおよび橋梁の予備設計、地質調査などを実施する。
 業務延長は、青葉山工区がほぼ全線の約3・33`bで、道路予備設計Bが延長約1・7`b。トンネル予備設計は延長約2`bで、断面や坑口位置などを検討。橋梁予備設計は延長約163bで作成する。このほか、終点側で接続する都市計画道路・折立線の延長約860bを対象に道路予備設計と交差点予備設計をまとめる。地質調査は、土質ボーリング、岩石試験、弾性波探査などを行う。
 業務場所は太白区八木山南5丁目地内〜青葉区茂庭寺下地内。履行期限は24年3月29日まで。

 提供:建設新聞社