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建設新聞社
2023/08/02

【東北・青森】弘前大がデータヘルス社会実装研究Cの設計委託

 弘前大学は、「弘前大学(本町)データヘルス社会実装研究センター(仮称)新営その他設計業務」を委託するため、簡易公募型プロポーザル方式・拡大型で選定した結果、4500万円で教育施設研究所に決定した。また、「同電気・機械設備設計業務」は当初、簡易公募型プロポーザル方式・拡大型で募集を行ったが、不調となったことから随意契約に変更し、3社見積りの結果、1400万円でオヤマツ設計事務所(新潟市)に決定した。
 予定価格は、建築設計業務が4542万1000円、電気・機械設備設計業務が1539万6000円。
 弘前大学は、産学官金民連携による「健康科学・well―being研究」を推進する活動拠点として、データヘルス社会実装研究センター(仮称)の整備を立案。スマート健診開発やデータ駆動型の社会変革研究により、研究成果の社会実装を加速するための場として利用する。
 建設地は、青森県弘前市本町在府町5地内にある医学部棟北側の駐車場。ここに、RC造4階建て、延べ2740平方bの同センターと、医学部棟とつなぐ渡り廊下(90平方b)を建設する。新営のセンター1階にはスマート健診開発スペースなど、2階に健康・医療データサイエンス研究センターなど、3〜4階にオープンラボなどを配置する。履行期限は10月31日まで。
 今後、設計がまとまるのを待って、12月の着工、2024年3月末の完成を目指す。

 提供:建設新聞社