佐倉市は7月28日、「公共施設包括管理業務委託」の公募型プロポーザルを公告した。大成有楽不動産に委託している公共施設包括管理業務の契約期間が年度末をもって満了を迎えるにあたり、一部施設の修繕業務を追加し、民間事業者のノウハウを活用した、より実効性の高い事業の実施を目的としている。委託期間は、契約締結日から2029年3月31日まで。提案限度額の総額は9億8547万8000円。内訳は、24年度1億9398万9000円、25年度1億9419万円、26年度1億9523万3000円、27年度1億9861万2000円、28年度2億345万4000円。
業務期間は24年4月1日から29年3月31日までで、優先交渉権者の決定から24年3月31日までを事前準備期間とする。
「公共施設等総合管理計画」に基づき、業務の効率化、施設の維持管理に関わる品質の向上、持続可能な管理運営につながる事業の実施などを目的に、18年度から公共施設における設備の保管・管理などの業務を包括的に委託している。
今後は、7〜18日に行う施設見学の参加申し込みを4日まで受け付けている。7〜21日に質問書の提出を受け付け、25日に回答する。31日に参加表明書などの提出を締め切り、9月7日に参加資格確認結果を通知する。8〜20日に企画提案書などの提出を求め、9月下旬〜10月中旬にプレゼンテーションを実施。10月下旬に審査結果を通知する。11月から24年3月までに契約締結に向けた協議を行い、年度内に契約を締結する。