大仙市企業立地推進課は、大曲西根字上野ほかで進めている大曲企業団地整備事業(第2期地区57,502.56u)の造成工事を開札し、秋田振興・吉・興栄特定建設工事JVが4億600万円で落札した。9月議会初日に契約承認案件が議決されれば本契約する。完成は6年11月を予定。
計画は、企業の立地需要に対応するため、新たな企業団地を1〜3期に分け整備するもの。1期地区(40,086.15u)は4年3月に造成が完了。第3期地区(12,537u)については、2期地区の整備完了後、企業の進出動向を見ながら着手時期を検討する。
このうち造成済みの1期地区は、4区画のうち3区画が売り渡し済みとなっている。残りの1区画(C区画1.01ha)についても、首都圏にある複数の企業や市内企業の移転先候補として検討されており、2期地区についても広い敷地面積を探している首都圏の企業からすでに問い合わせがあるという。
なお、市内の工業団地では西ノ又工業団地が分譲終了、北野目工業団地が西仙北スマートIC隣接地の1区画1.11haのみ分譲中となっている。
提供/秋田建設工業新聞社