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日本工業経済新聞社(埼玉)
2023/07/26

【埼玉】川口市 消防局庁舎の非常用発電機を更新

 川口市は、消防局庁舎(芝下2−1−1)に設置している非常用発電機を更新する。省エネルギー化などを考慮した新たな非常用発電機(1〜2基)を設置し、設備更新に伴う熱源配線工事などを実施する計画だ。まず2023年度に設計をまとめ、24年度に工事へ着手する流れを見込む。
 消防局庁舎の施設規模はRC造5階建て、延べ床面積5656・48uを有する。新たな発電設備は、冗長化も視野に仕様を検討。最大燃料保有時に72時間以上動作し、系統変更・指令システムと連動できる設備とすることを条件に据える。
 まず23年度は設計を策定し、新たな非常用発電機の設置・熱源配線工事に関する詳細を具体化する。設計において設備の省エネルギー化を検討するほか、燃料種別を灯油から軽油へ変更する方向も視野に設備の仕様を固める。設計をまとめた後、順次施工へ取り掛かる見通しだ。
 設計に関しては、斉藤哲設計室(川口市、電話048−265−5190)が24年2月28日納期で手掛けている。