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　戸田市はプロポーザル方式で選定していた「戸田市ウォーカブル推進業務」について、日本総合研究所（品川区）と24日に契約を締結した。北戸田駅周辺の回遊性を向上させ、賑わいの場を創出することで地域全体の価値向上を図る計画。同業務では、事業推進に必要な「将来ビジョン」作成に向けた支援を行う見通しだ。履行期間は２０２４年３月29日まで。
　北戸田駅周辺のウォーカブル化に当たっては、官民連携の協議会を設置して方針を検討する見通し。ウォーカブル化推進業務では▽現状分析・課題設定▽将来ビジョン（案）の策定支援▽沿道事業者協議支援▽（仮称）戸田市都市再生協議会の運営支援▽市都市再生整備計画の作成支援――などを実施する。
　市は今後、北戸田駅のほか戸田駅・戸田公園駅周辺に関してもウォーカブル化を推進する考え。３駅のうち、まずは土地区画整理事業の進行に伴い利便性が向上している北戸田駅周辺からウォーカブル化の方針を練る運びとなっている。