建通新聞社
2023/07/26
【大阪】田尻町 一貫校のグラウンド拡大へ用地買収
田尻町は、保幼小中一貫校の新校舎建設事業について、グラウンドの拡張を目的に建設予定地周辺の用地を買収する。買収対象の土地の地権者数は6人。土地の数は14筆で、敷地面積の合計は約2900平方b。本年度中に土地の鑑定を行い、2024年度に関係機関との調整、地権者との交渉を進める考えだ。
同事業は、隣接する町立小学校と中学校を現地で建て替える。10月までに基本構想を固め、24年度中に基本計画を策定する。25年度以降のスケジュールは検討中だ。基本構想の策定業務は東畑建築事務所(大阪市中央区)が担当。
所在地は町立小学校が吉見690、中学校が嘉祥寺412ノ1。既存のグラウンドの面積は2999平方bで、小学校と中学校で共有している。
現在、用地取得に関する包括的業務委託の公募型プロポーザルの手続きを進めており、参加申込書を7月26日まで受け付け、8月14日ごろに契約を締結する。委託期間は24年3月22日まで。上限提案金額は2245万円(税抜き)。