日本工業経済新聞社(埼玉)
2023/07/21
【埼玉】北本市 JR北本駅西口シェルター改修を計画
北本市は、JR北本駅西口シェルターの一部を改修する。現況設備が老朽化のため一部天板部分に剥離が生じていることから、必要な対策を行うもの。2023年度はまず設計を行い、改修範囲や施工内容を具体化。予算を確保できれば、24年度にも工事へ着手する流れを見込んでいる。
現在の北本駅西口シェルターは、11〜12年度にかけて整備されたもの。駅前ロータリー周辺を三角形状に囲う形で、木材を活用した大屋根を導入している。剥離が生じている場所の改修を念頭に置きつつ、設備の現況調査を通じて必要な改修内容を検討。設計委託時点では、設備の仕様変更などは行わない予定だ。
同駅では現在、東口においてもシェルター設置工事を計画中。東口側の工事に関しても、駅西口シェルター改修と同様に23年度は設計・24年度の施工といった工程を予定しているものの、現時点では両工事を連携させる形は想定していない。