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　横浜市建築局は、矢向小学校建て替えの現段階のスケジュールを明らかにした。本年度から２０３０年度までの９カ年で、既存校舎を解体し、跡地に新校舎を建設するローリング工事で進める。新校舎棟は新築と増築の２段階に分けて建設。新築は24年度下半期に、増築は27年度に着手する計画だ。
　敷地内に「ロ」字型に並ぶ校舎を西側に集約する。24年度上半期に敷地南東側の「校舎５」を解体し、24年度秋から25年度に鉄筋コンクリート造３階建て延べ約５０９０平方�bの「新校舎棟」を建設する。26〜27年度初頭に北西側に立つ「校舎１」と南西側の「校舎４」の２棟を解体。27〜28年度にかけて、校舎４の跡地に鉄筋コンクリート造３階建て延べ約１０００平方�bの増築棟を新築し、校舎１の跡地に鉄骨造２階建て延べ２２２０平方�bの「体育館棟」を建設する。29年度に北東側の「校舎２」「校舎３」と既存の体育館、仮設校舎を解体。30年度に鉄筋コンクリート造平屋１００平方�bのプールを改修するとともに、面積約３７７０平方�bのグラウンドを整備する計画だ。
　本年度は、郡リース（横浜市中区）が軽量鉄骨造３階建て延べ９５０平方�bの仮設校舎を建設する。
　所在地は鶴見区矢向３ノ８ノ１。
　設計は田辺設計（横浜市中区）が担当している。
　既存校舎の規模は次の通り。
　▽校舎１―鉄筋コンクリート造３階建て延べ７８８平方�b▽校舎２―鉄筋コンクリート造３階建て延べ３８３平方�b▽校舎３―鉄筋コンクリート造３階建て延べ５９２平方�b▽校舎４―鉄筋コンクリート造３階建て延べ５９２平方�b▽校舎５―鉄筋コンクリート造３階建て延べ４３１平方�b▽体育館―鉄骨造２階建て延べ５３８平方�b

提供：建通新聞社