長岡市は19日、西川口地内「東川口保育園移転改築工事」を3社JV対象の一般競争入札で公告した。JV申請書は27日まで、参加申請書は8月9日まで受け付ける。
資格は市内に本社を有し、建築一式工事の総合評点が代表者は900点以上、構成員は800点以上であることなど。規模はRC造4階建て延べ1939・00平方メートル(建築面積898・62平方メートル)。8月16日に開札を行い、工期は2024年12月20日まで。
実施設計は細貝建築事務所(長岡市袋町)が担当。
計画によると、西川口保育園(ゼロ歳児)を統合した東川口保育園(1、2歳児)を川口中学校グラウンドの一部に改築するもの。内部には乳児・ほふく室、保育室(4室)、遊戯室、給食室、職員室、エレベータ(車いす対応、11人乗り)、屋上観覧スペースなどを設ける。また、外構として約600平方メートルの園庭に5台程度の遊具を設置するほか、屋内運動場に通じる通路(舗装色分け程度)などを整備していく。認可定員100人。工事発注については建築本体のほか、機械設備、電気設備の3分割が見込まれている。
東川口保育園は04年の中越大震災での被害や、老朽化による床暖房の不具合、窓の結露などといった保育ニーズに十分対応できていないため、子育て環境の充実を図る。