高岡市は20日、横田本町外1地内「高岡西部中学校区小中一貫校校舎増築および改修実施設計業務委託」を開札、5370万円で新建築設計事務所に落札した。
小中一貫校は旧高岡西高校を改修して活用するほか、隣接する西条小学校を解体した跡地に校舎が増築される。今回は2期工事の実施設計。増築規模はRC造一部S造3階建て、延べ床面積約4051平方メートル、改修の対象面積は、RC造一部S造、SRC造3階建て、延べ床面積約1万527平方メートル(校舎と体育館)。委託期間は2024年8月30日まで。予定価格は6370万円。
今年度は、増築用地を確保するため西条小学校が解体される。第4四半期に条件付き一般競争入札し、工期は約12カ月。解体されるのは校舎(RC造3、4階建て)と体育館(SRC造平屋建て)で、総面積約6704平方メートル。23年度当初予算には継続費3億5871万5000円が設定されている。年度割は23年度1793万6000円、24年度3億4077万9000円。
1期工事では校舎改修および増築が進んでおり、工期は24年1月まで。
川原、西条、横田の3小学校が再編統合され、高岡西部中学校を移転併設する小中一貫校とする計画。小学校は24年度に開校、その後、27年度に中学校も含めて全体開校となる。