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北陸工業新聞社
2023/07/18

【新潟】早期完成目指し結束図る/福島潟周辺整備促進協が総会

 福島潟周辺整備促進協議会(会長・二階堂馨新発田市長)は13日、20232年度総会を新発田市内で開き、早期完成を目指し結束を図った。
 会に先立ち、二階堂会長が放水路整備が85%まで進ちょくしたことに触れ「安心できない季節だが、放水路のおかげで災害がない。もう一歩力を借りたい」と訴えた。続いて、地元選出の石井修県議はこれまでの整備の歴史を振り返りながら「生命と財産を守るのが行政と政治の役割」、帆苅謙治県議は「一歩二歩前進できるよう、早期完成に向かっていきたい」と話した。23年度事業計画では関係機関が一体となって、国および県に対し提案や要望活動をはじめ、事業の円滑な推進を図るため、関係地域住民への協力要請、啓発活動を展開することを確認。
 引き続き、事業促進要望会が行われ、県に対して必要予算の確保や、地域連携の重要さなどを訴え掛け、県土木部が福島潟流域治水対策河川事業と、農地部からは阿賀野川右岸地区の国営附帯県営かんがい排水事業と併せ行う農地防災排水事業の進ちょく状況や、今後のスケジュールが説明。その後、二階堂会長が県担当者、県議一人ひとりに福島潟および流入河川整備事業と、治水事業との連携を踏まえた国営附帯県営かんがい排水事業の早期完成、人と自然が共生できる自然環境に配慮した整備促進を盛り込んだ要望書を手渡した。

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