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滋賀産業新聞
2023/07/19
【滋賀】県南部土木 草津守山線「新草津川大橋」の修繕
県南部土木事務所は、草津市御倉町地先で計画している新草津川大橋修繕事業について、工事発注に向け、内容調整を進めている。現在のところ、来年度早々には工事発注を行いたい考えから新年度当初予算案に事業費を措置する考え。工期については3ヵ年程度を想定。
主な工事内容は、床版の漏水や遊離石灰などの修繕。加えて、上部工の主桁及び横桁の防食機能の劣化対策、下部工の柱部・壁部・補強材の損傷補強、落下防止システムの更新なども実施していく可能性があるとのこと。
新草津川大橋は、草津市御倉町地先を通る主要地方道草津守山線沿いに位置しており、86年（昭和61年）に架設された橋長95・4㍍、幅員22・5㍍の鋼橋で、上部工形式は鋼橋Ｉ桁3連、下部工形式は逆Ｔ式橋台2基・壁式橋脚2基で構成。21年度（令和3年度）に実施した法令点検で、老朽化による床版の漏水・遊離石灰、梁部などの損傷箇所を多数発見。現段階で健全度2判定ではあるが、今後3判定になる可能性が高いとの見通しから予防保全の観点から未然に対策を図る修繕事業の推進を決定、来年度からの工事着手に向け計画的に事業を推進している。
なお、設計は近畿設計測量（大津市）が担当。
県では、11年度（平成23年度）から進めている橋梁長寿命化修繕計画に基づき、橋長15㍍以上を対象に損傷が大きくなってから対策を行う事後保全から、損傷が大きくなる前にきめ細やかな修繕を繰り返す予防保全を行っており、同事務所でも管轄エリア内の大半を予防保全に切り替えを終え、更なる維持管理コストの縮減、平準化、道路ネットワークの安全性・信頼性の確保等を目指している。
提供：滋賀産業新聞
主な工事内容は、床版の漏水や遊離石灰などの修繕。加えて、上部工の主桁及び横桁の防食機能の劣化対策、下部工の柱部・壁部・補強材の損傷補強、落下防止システムの更新なども実施していく可能性があるとのこと。
新草津川大橋は、草津市御倉町地先を通る主要地方道草津守山線沿いに位置しており、86年（昭和61年）に架設された橋長95・4㍍、幅員22・5㍍の鋼橋で、上部工形式は鋼橋Ｉ桁3連、下部工形式は逆Ｔ式橋台2基・壁式橋脚2基で構成。21年度（令和3年度）に実施した法令点検で、老朽化による床版の漏水・遊離石灰、梁部などの損傷箇所を多数発見。現段階で健全度2判定ではあるが、今後3判定になる可能性が高いとの見通しから予防保全の観点から未然に対策を図る修繕事業の推進を決定、来年度からの工事着手に向け計画的に事業を推進している。
なお、設計は近畿設計測量（大津市）が担当。
県では、11年度（平成23年度）から進めている橋梁長寿命化修繕計画に基づき、橋長15㍍以上を対象に損傷が大きくなってから対策を行う事後保全から、損傷が大きくなる前にきめ細やかな修繕を繰り返す予防保全を行っており、同事務所でも管轄エリア内の大半を予防保全に切り替えを終え、更なる維持管理コストの縮減、平準化、道路ネットワークの安全性・信頼性の確保等を目指している。
提供：滋賀産業新聞
