倉敷市は、特別養護老人ホームのプライバシー保護改修など、2024年度に補助金を活用して市内の老人福祉施設を整備する事業者を8月10日まで募集している。ヒアリングや審査を経て、24年1月に選定した事業者を公表する予定。
いずれも24年度中の整備完了を目指す。応募先は保健福祉推進課。
特別養護老人ホームのプライバシー保護改修は、特別養護老人ホームと併設されるショートステイ用居室の多床室改修で、各床間に間仕切りや壁などを設置し他の入所者からの視線が遮断されることが前提となる。家具やカーテンによる仕切りは認められない。
水害対策強化整備は、大雨などの災害に備えて高齢者施設などの利用者の円滑で安全な避難に要する整備。給水設備整備は、受水槽・地下水利用のための給水設備整備が対象となる。
<介護施設の大規模修繕などは9月8日まで募集>
また、介護施設の大規模修繕などについては9月8日まで募集している。
大規模修繕などの整備は、定員29人以下の地域密着型・小規模施設などで、おおむね10年を経過して改修が必要となった給排水設備、電気設備、ガス設備、消防用設備などの付帯設備の整備。
非常用自家発電設備整備は、緊急災害用の燃料タンクを含む非常用自家発電設備整備で、72時間以上の事業継続が可能となる設備が対象となる。
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提供:建通新聞社」