建設新聞社
2023/07/18
【東北・青森】日本国土開発JVに決定/義務教育学校「六戸学園」新築の建築工事
六戸町は、先月15日の入札で不落となっていた義務教育学校「六戸学園」(仮称)建築工事について14日、再入札を行った結果、1落の49億3849万円で日本国土開発・佐藤建設工業・中屋敷建設JVに決定した。予定価格は50億5040万円だった。工期は2025年2月25日まで。
入札者は、日本国土開発JVのみで、熊谷組・田中建設・田中組JVとフジタ・福萬組JVは辞退した。
町内の生徒数が減少傾向にあるほか、施設の老朽化が進行していることなどから、町内の小中学校5校を統合した小中一貫教育を行う義務教育学校を整備するもの。
計画では、今年3月末で廃校となった同町犬落瀬坪毛沢の旧県立六戸高校解体跡地に、W造3階建て、1万1967・94平方bの校舎と、S造2階建て、2922・38平方bの屋内運動場を建設する。また、敷地内に併設する図書館(W造平屋建て、708・06平方b)は別途に今年度内に発注する予定。今後、議会承認を経て着工、24年度内の完成を目指す。
実施設計は八洲建築設計事務所が担当、旧六戸高校解体工事は丸井重機建設・佐藤建設工業JV、電気設備工事は河原木電業・河野電気工業・新川電気JV、機械設備工事はオキタ工業・友住設備工業・日研設備JVに決定済み。
提供:建設新聞社