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　かがわＰＰＰ／ＰＦＩ地域プラットフォームは、香川県の「東京讃岐会館を受け継ぐ情報発信・交流拠点整備」や高松市の「旧庵治保育所跡地」など香川県と県内４市の合計９事業についてクローズ型サウンディング（対話型市場調査）を行うため、対象案件の活用に興味のある事業者の募集を始めた。施設ごとのサウンディング開催日の７日前まで募集する。
　県の対象は、東京都港区の旧東京讃岐会館の周辺で進められている「三田小山町西地区第一種市街地再開発事業」に関して県が取得する再開発後の南街区の住宅Ｃ棟１〜２階約１３００平方�bの権利床。整備する新たな情報発信・交流拠点施設の運営手法などの検討に生かすため、民間事業者からの意見を集める。開催日は８月29日・30日。
　高松市は旧庵治保育所跡地・跡施設（庵治町１０３５ノ１）と元市営住宅（勅使町・成合町田中団地）跡地（勅使町14他、成合町４４４ノ１他）、仏生山北側エリアの未利用地（仏生山町甲２０７ノ１他）、市営駐車場利活用（南部駐車場・瓦町駅地下駐車場）（観光通１ノ１ノ15、常磐町１ノ３ノ１）の４件で開催日は８月21日と24日、28日。旧庵治保育所は売却も含めて検討しており、有効な民間活用手法や、売却する場合の金額の目安などの意見を集める。元市営住宅は過去３度のサウンディング調査で利活用に向けた具体的で現実的な提案はなかった。利活用に向けて市が実施すべき対応などについての意見や要望などを聞く。仏生山北側エリアは、一定規模以上の商業・医療・産業施設や公共サービス機能を持った施設など土地利活用の可能性について質問する。駐車場は、南部駐車場の用途転用の可能性とその条件、瓦町駅地下駐車場を一部用途転用する場合の提案などを聞く。
　丸亀市はうちわの港ミュージアム跡地（港町３０７ノ15）の活用について、７月25日と８月17日に開く。立地を生かした活用法の案や、提案内容について市が一定の整備・投資を行う必要があるかなどを聞き取る。
　坂出市は金山トンネル東側山林（川津町字奥１８９８ノ１他）の利活用と保育所閉園後の跡地活用（旧松山保育園・旧川津愛児園・加茂保育所）で開催日は８月22日・25日。トンネル東側山林は市場性の有無や実現可能性の把握、アイデアの収集などをテーマとする。保育所に関しては民間事業者から見た跡地の評価などをテーマとする。
　東かがわ市は讃州井筒屋敷・安戸池観光施設・大池オートキャンプ場といった観光施設の利活用で、開催日は９月14日・15日。既存運営内容を中心とした営業への参画意向、既存施設、設備の活用可能性について意見を集める。
　問い合わせ・参加申し込み先は百十四銀行地域創生部　電話０８７（８３６）２９８５。
提供：建通新聞社