日本工業経済新聞社(埼玉)
2023/07/13
【埼玉】22年度県工事・業務成績評定、金杉建設が首位91点
県は、発注工事と委託業務における2022年度成績評定の結果を取りまとめた。工事で最も高い評定点を出したのは、農林部発注の「総選除)3古第101号古利根堰耐震補強工事(債務負担行為)」を施工した金杉建設の91点。次点は、県土整備部の「(ゼロ債務)総U加)舗装指定修繕工事(普済寺工区)364」を受注した新井工務店の90点となった。工事成績評定が90点以上だったのは2件だけ。
金杉建設は、越谷市内の古利根川にある古利根堰を耐震補強するために地盤改良、堰柱補強などを実施して高い評価を得た。実工期は、21年7月12日〜23年2月28日まで(当初予定21年7月12日〜22年12月28日まで)。最終の請負金額は4億8370万3000円(当初請負金額4億260万円)となっている。
新井工務店は、深谷市内を通る県道中瀬普済寺線の路面切削、表層工など舗装修繕を行った。実工期が22年4月1日〜6月30日まで(当初予定22年3月14日〜6月30日まで)。請負金額は3701万3900円(当初請負金額3162万5000円)だった。
次いで工事成績評定が89点だったのは、「社資(維持)工事(滝川峡トンネル補修工)」を請け負った三国建設、「総A除)020水整第753号行田浄水場着水井耐震化原水管布設工事」を完工した小川工業・ユーディケーJV、「(ゼロ債務)総U加)舗装指定修繕工事(西城工区)319」の増田工務店、「不老川緊急治水対策工事(大森調節池河道工その2)」の宮崎土建工業所の4件。
成績評定が85点以上だった工事は計125件に上った。
委託業務ではトップの89点が2件あった。「04炭谷入全体計画策定業務委託」を履行した日本インシーク埼玉支店と、「浦和警察署昇降機更新工事設計業務」をまとめた斎藤一級建築設計事務所が対象。
次点の88点は▽災害防除工事(菅谷工区・用地境界測量業務委託)=武州測量▽(緊)災害防除工事(大滑工区詳細設計業務委託)=日本工営北関東事務所▽南部流域鴨川幹線人孔横ずれ防止対策設計業務委託=ジェーエステック――の3件あった
成績評定が85点以上だった委託業務は計24件となった。