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　蓮田市は総合市民体育館「パルシー」の大規模改修、その隣接地に増築するサブアリーナ棟の工事予算編成のために国庫補助の学校施設環境改善交付金（文部科学省所管）、スポーツ振興くじ助成金（日本スポーツ振興センター所管）の活用に取り組む。基本計画どおり、２０２４〜25年度の施工に向け、23年度末までに実施設計をまとめ、予算編成に動く。
　基本計画上の概算工事費は、パルシー改修が17億〜18億８４００万円、サブアリ増築では９億４４００万〜10億４７００万円だった。22年度の基本設計時点では、サブアリ増築の工事費を12億４０８０万円程度と試算している。
　建設資材等価格の動向は、見通しが難しい側面が依然あり、市は適切な国庫補助などを財源に組み入れた工事予算の編成に力を入れる。
　大規模改修するパルシー（閏戸２３４３−１）は、ＲＣ造一部Ｓ造２階建て、延べ床面積６９９６・９�uの規模。基本計画上は、１階の特定天井を改修するための天井材の撤去、既存構造材などの改修、天井改修に付随する設備（照明・空調ダクト）の改修を行う。２階は観覧席、トイレの改修に加え、武道場の出入り口、可動間仕切りの更新を見込む。
　サブアリは、パルシーが隣接した駐車場敷地に増築。ＲＣ造一部Ｓ造２階建て、延べ床面積１４００�uの規模を想定する。１階にアリーナ・多目的室・湯沸室・倉庫・器具庫、２階にはトイレ・湯沸室・観覧スペースなどを配置する。