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　那賀町は、鷲敷地区（中山延清）で公設民営方式のガソリンスタンド建設に向けて、建設地の造成工事を８月末に指名競争入札で発注する。建設関連費として６月補正予算に、造成工事費２８０４万円、危険木伐採工事費４１７万円、建築設計委託料３４１万円を計上した。
　現在、造成工事の内容を町内部で協議しており、今後、概要を決めていく予定。また建築工事は、国の補助金を使用して行うため早くて３月以降に指名競争入札での発注となる予定。
　鷲敷地区は、居住地から15�`�b以内にガソリンスタンドが存在しない地域で、自家用車や農家機械への給油が困難な状況にある。また多雨地域でもあり、豪雨災害時のライフラインとして必要との地元住民の要望もあり、町が事業を実施する。
　コンビニエンスストアやカフェなどの併設店舗は設置しない方向。同施設の運営は今後、町が指定管理者を決める方針。
　建設地の造成設計を松本コンサルタント（徳島市）、地質調査業務はエス・ビー・シー　（美馬市）が担当した。
提供：建通新聞社