野々市市は28日、本町3丁目地内「(仮称)ののいち子育てステーション整備事業実施設計業務」を開札する。
3歳未満児専用の中央保育園は、既存施設の規模がRC造2階建て延べ1448・15平方メートル。敷地面積は1953平方メートル。老朽化への対応に加え、子育て支援センター菅原(菅原町地内)と発達相談センター(同)などを同保育園に集約するため、改築と大規模改修を行う。親子の交流の場や一時預かり、病気回復期の児童保育、要支援児童や要保護児童を支える機能などを複合する同ステーションとしてリニューアルを図る。
計画によると、1976(昭和51)年に建設され、耐震基準を満たしていない旧館(同2階建て延べ約620平方メートル)を対象に改築を行う。新たな施設の建設規模は、RC造2階建て延べ約1500平方メートルを想定する。このほか、90(平成2)年に増築した新館についても設備更新などを含めた大規模改修を実施する。今回の委託内容は、中央保育園の改築および大規模改修に伴う実施設計業務一式。委託期間は24年3月31日まで。予定価格は2856万円。2024年度に着工し、25年春の供用を目指す。