トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

日刊建設工業新聞
2023/07/13

【鳥取】22年度工事成績平均/土木81.5点4年連続過去最高/最高点91点は米子に2件/県工事検査課

 22年度土木工事の工事成績平均点は81・5点と、4年連続で過去最高を更新した。県工事検査課が22年度に完成検査した工事成績点を12日までに集計。土木工事の平均点は前年80・7点を0・8ポイント上回った。一方、営繕工事(建築、設備)の平均は79・2点となり、過去最高だった前年79・6点を若干下回った。
 工事成績は、土木工事が予定価格500万円以上、営繕工事は250万円以上が評定の対象。
 22年度の土木工事は、検査専門員が検査した1500万円以上543件の平均が81・5点、兼務検査員が受け持った1500万円未満75件の平均は81・0点だった。
 全体平均は81・5点となり、20年度から3年連続して80点台の大台に乗った。
 最高点は91点で米子管内に2件、次いで90点が鳥取、八頭、米子で各1件、89点も7件あった。
 管内別にみると、米子が2年連続して最高で82・1点、最低の日野80・3点と1・8ポイントの差がついた。
 工事成績について、工事検査課は「評定要領への受注者の理解が年々深まっている」と話しており、上昇傾向は今後も続くとみている。評定結果の開示請求も増えているという。

営繕平均は79点台維持
建築で過去最高89点

 また、営繕工事の平均79・2点は、前年を下回ったものの、2年続けて79点台を維持。内訳は、建築が78・5点、設備は79・8点だった。最高点は建築としては過去最高の89点を記録。米子管内に1件あった。
 次いで86点が建築の米子管内1件と、電気の米子管内1件、85点は建築2件、機械3件。全般に改修系よりも、新築工事で成績点数が上がりやすい特徴がみられた。

日刊建設工業新聞