四国中央市は、公立学校共済組合が旧三島医療センター跡地に建設を計画している新中核病院を核とした新交流区域を設定し、同区域の整備計画を策定する。7月14日まで過去に同種・類似業務の実績を持つ測量・建設コンサルタントを対象に計画策定支援業務を行う受託者を募集している(実施要領のダウンロードは11日まで)。選考はプロポーザル方式で、8月上旬に優先交渉権者を決定する。履行期間は2024年1月4日まで。提案上限額は税込み1397万円。
新交流区域は、中之庄町〜三島金子1のJR伊予三島駅から約800bの埋め立て地。区域内に四国中央医療福祉総合学院、うま農協本部、市農業振興センター、伊予三島運動公園などがある。市は、同区域内を5エリア(医療エリア、スポーツエリア、農業産業エリア、工業産業エリア、住宅エリア)に分け、それぞれに整備方針と整備目標を設定し、新中核病院と周辺施設との間で新たなにぎわいや交流を生み出したい考え。整備計画では、5エリアを連携させるソフト事業の他、必要な新施設導入や整備手法の検討、概算事業費算定、整備イメージパースの作成などを盛り込む。
提供:建通新聞社