建設新聞社
2023/07/10
【東北・青森】弘前大学が屋内プールPFIの整備検討調査を公告
弘前大学は、PFI・コンセッション推進事業として「弘前大学(学園町)屋内プール整備事業」を検討するため、整備検討調査業務の委託先選定へ簡易公募型プロポーザル方式・拡大型の手続きを開始した。
参加表明書の提出は今月18日12時まで、企画提案書の提出は8月2日12時まで。履行期限は2024年3月8日。
参加資格は、コンサルティング業務のうち、その他コンサルティング業務の競争参加資格認定を受けていることなど。
1972年建設で老朽化した既存プールを移転・新営し、学生の課外活動・教員養成のみならず、付属学校の児童・生徒、地域住民も利用できるようにすることで、地域との共生や余剰地活用を図る。
事業実施にあたっては、PFI事業による実施を検討しているほか、利用料金徴収施設として、施設の所有権を大学が有したまま、施設の運営権を民間事業者に設定する方式である公共施設等運営(コンセッション)事業としての実施を見込む。
対象敷地は、弘前市学園町1の1(弘前大学学園町団地)のうち、使用停止中の職員宿舎敷地の一部を取り壊した約5000平方b。
対象施設は、新営が屋内温水プールおよび附属施設等新営が50b×9コース程度。
既存取り壊しは、職員宿舎1号棟(1966年竣工、1307平方b)、同2号棟(68年竣工、1307平方b)、物置4棟(W造平屋建て、32平方b、20平方b、26平方b、78平方b)。
今回の業務では、大学における屋内プール整備等に関し、民間資金等の活用を調査する導入可能性調査を実施する。
今後、調査結果を基に事業が可能と判断されれば、事業者公募などを進める方針だ。
提供:建設新聞社