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　横浜市は、脱炭素先行地域のみなとみらい21地区に立つクリーンセンターに、ＰＰＡ（電力購入契約）事業により太陽光発電設備を整備する。実施事業者を選定するため、７月５日に公募型プロポーザル方式の手続きを開始した。20日まで参加意向申出書を、８月24日まで提案書を受け付け、９月下旬に委託先を特定する。
　参加できるのは、有資格者名簿（物品・委託等）に、▽「３２７：電気設備保守」細目Ａ「屋内電気」▽「３５０：その他の委託等のうち、エネルギー設備の設置または運用に関する内容の記載があること」▽「５０１：電力・都市ガス」細目Ａ「電力供給」―のいずれかに登録する単体企業またはグループ。類似業務の履行実績に加えて、構造設計１級建築士と第３種以上の電気主任技術者の配置を求める。
　受託者は10月以降に現地調査や構造・設備容量を検討し、設計・施工を経て本年度中にクリーンセンターに電力を供給する。事業期間は最長20年とし、この間の運転、維持管理も担う。
　みなとみらい21・クリーンセンターの規模は鉄骨鉄筋コンクリート造地下１階地上８階建て延べ６６６９平方�b。建築面積は１０２５平方�b。
　所在地は中区桜木町１ノ１ノ56。
　脱炭素先行地域であるみなとみらい21地区では、２０３０年度までに電力消費に伴う二酸化炭素の排出量を実質ゼロにすることを目指している。

提供：建通新聞社