東みよし町議会の「庁舎統合建設等特別委員会」は、三加茂庁舎の北側駐車場に増築する新庁舎について、規模を鉄骨造3階建て延べ1726平方bとし、着工は2024年春以降となる見通しを示した。10月末をめどに実施設計をまとめ、順調にいけば24年4〜5月に工事発注する。
現段階で本体工事費約9億円を見込んでいるが、新型コロナウイルスやウクライナ情勢などの影響による建設資材の高騰で、さらに上回る可能性がある。今後、外構工事費をまとめ、詳細な事業費を算出する。
新庁舎の配置計画によると、1階に企画課、産業課、2階に建設課、環境課、3階に総務課、危機管理課、町長室などを配置する。当初の計画より会議室や倉庫の部屋数を減らしたことで、床面積の削減につながった。連絡路となる渡り廊下を1階に整備して現庁舎とのアクセスを容易にする。駐車場は、現庁舎北側に約30台、南側に約20台を確保する他、町道の向かい側にも整備することで、収容台数は現在と同規模となる。
施工場所は加茂。
提供;建通新聞社