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建通新聞社四国
2023/07/07

【香川】東讃の統合高校 施設配置計画案が明らかに 

 香川県が石田高校、志度高校、津田高校を統合してさぬき市に新設する東讃地域の統合高校の施設配置計画案が明らかになった。3階建ての校舎を中心に、体育館や工業・設備棟、農業実習関連施設などを設ける。建設予定地はJR造田駅から南に約1`、ことでん長尾駅とのほぼ中間に位置するさぬき市造田是弘で、青木池と金通池の間。市道新造田滝ノ宮線と市道造田滝ノ宮線に挟まれる敷地となる。現況は大部分が農地で、県が約6・2fを取得する。
 磯野建築事務所(高松市)に委託した基本計画策定業務で、校舎の配置計画に加えて給排水計画や外構計画、設備計画を検討し9月末をめどにまとめ、この結果を踏まえて順調なら秋にも基本設計を委託する他、地質調査、造成詳細設計などを行っていく。さらに実施設計や用地取得を経て建築工事を発注し、2028年4月の開校を目指す。
 校舎の配置案は、敷地の中央部分に3階建ての校舎を設け、校舎北側に体育館(平屋)や武道場・弓道場(平屋)、テニスコートを整備し、さらに北側に運動場を設置する。校舎東側には工業・設備棟(平屋)、南側には多目的ホール(平屋)と、コンソーシアム施設(食堂・販売所など、平屋または2階建て)、さらに付け替え道路を挟んで南側の金通池西側に農業実習関係の建物・倉庫(平屋か2階建て)、農業用ハウス(平屋)などを設ける計画だ。
 1学年8〜9学級で全校26学級、生徒数約800人を想定している。設置学科は普通科、農業科、工業科、商業科、家庭科。
提供/建通新聞社