湯梨浜町は、同町はわい長瀬で計画する町立羽合小学校増築の建築主体工事について、2者JVによる共同施工方式に決めた。7JVを指名し、18日に開札する。予定価格は2億2342万4300円。
中部管内建築A級10社と、町建設工事入札参加資格で建築一式工事を持つ町内5社を対象に予備指名。A級を代表者とする2者JVを条件に協定書を受け付け、提出した7JVを本指名した。
内訳は、クラエー・パルス建設JV▽井木組・戸羽建設JV▽馬野建設・川田建設JV▽高野組・伊藤建設JV▽向井組・西原工務店JV▽酒井建設・共栄組JV▽井中組・前嶋組JVー。
18日は、電気設備、機械設備も開札する。
計画によると、現校舎の南側、サッカーコート側に鉄骨平屋433平方bを増築。既設校舎の一部を渡り廊下に改修するほか、倉庫、遊具を移設する。増築する校舎は、特別支援学級用の3教室、トイレ、手洗いなどで構成。各教室は可動間仕切りとし、少人数クラスの利用を可能とする。工期は24年2月末まで。
羽合小の校舎棟は、鉄筋コンクリート造2階建て延べ床面積7554平方bと、15年度に増築した鉄骨平屋228平方bの2棟。増築は、24年度から28年度にかけて学級数が増加し、教室数が不足すると見込まれるため、計画が立てられた。
日刊建設工業新聞