社会福祉法人常陽会(新潟市江南区三百地2312番地3 志田常弘理事長)は、新潟市中央区において「(仮称)姥ケ山2丁目福祉複合施設」の新築工事を計画している。順調なら、11月に一般競争入札で公告を行い、年内の入札執行、年明けの着工を目指していく構え。
計画によると、天理教北陽大教会に隣接する中央区姥ケ山2丁目126番(現況・さら地)を開設予定地に、S造3階建て延べ4000平方メートル程度の福祉複合施設を建設する。
1階は看護小規模多機能型居宅介護(登録29人)、2階に地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護(定員29人以下の小規模特別養護老人ホーム)、3階にショートステイを配置するほか、サービス付き高齢者向け住宅を配置する。2025年春の開所を目指す。
常陽会は、新潟市の23年度地域密着型サービス(施設・居住系)のうち、山潟圏域の地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護と看護小規模多機能型居宅介護の指定候補事業者に選定。常陽会は、基本計画図面などの書類により、地域密着型サービス指定候補事業者選定部会において、施設整備・環境、施設経営、事業計画等、職員体制の評価項目について審査した結果、総合得点129点に対し、97点を獲得し、安定持続した円滑な施設運営が見込まれることなどから選定された。