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日本工業経済新聞社(埼玉)
2023/07/07

【埼玉】北本市 新施設へ集約予定の2施設を25年度にかけ順次解体

 北本市は、栄市民活動交流センターへ集約する予定のコミュニティセンターと勤労福祉センターを順次解体する。現時点では、まずコミュニティセンターを2023年度末に用途廃止し、24年度に解体工事へ着手。勤労福祉センターに関しては24年度末に用途廃止した後、解体を25年度に行う見通しを示している。
 市は現在、閉校した栄小の校舎を活用した栄市民活動交流センターの整備を計画中。生涯学習機能をはじめとした複数機能を複合化する予定となっており、そのうちコミュニティセンターと勤労福祉センターは施設機能を集約した上で現況施設を解体する見通しだ。
 現況施設の規模は、コミュニティセンター(本町8−156−3)がRC造2階建て、延べ床面積1543uを有し、1980年に竣工。勤労福祉センター(宮内1−120)に関してはSC造一部RC造3階建て、延べ床面積2198・33uを有し、79年に竣工している。
 各施設解体後の跡地に関しては、3月議会時点では「市として具体的な活用の意向がないため、売却する方向を優先的に検討していく」と回答している。栄市民活動交流センター整備に関しては建築・電気・機械など工種ごとに分離して工事を発注しており2024年度内の供用を目指す。