玉野市は、市議会常任委員会で、旧玉原幼稚園跡地など市有未利用地5カ所を対象に売却などに関するサウンディング型市場調査を実施する方針を明らかにした。7月10日から31日まで申し込みを受け付け、8月1日から10日に調査を実施、9月以降に調査結果概要を公表する予定。民間事業者との対話によりアイデアや市場性を把握し、未利用地の具体的な利活用の方法を検討する。
今回の調査は、民間企業による公有地の利活用の市場性、事業手法などを調査する。具体的には使用目的、既存建物取り扱い、事業手法、地域貢献などをヒアリングする。
市では、調査内容を踏まえて未利用地の売却など具体的な利活用を検討するが、必ず売却・譲渡するものではないとしている。
未利用地5カ所は、旧玉原幼稚園(玉原2ノ22ノ2)の敷地4544平方b、第1種中高層住居専用地域<建ぺい率60%、容積率200%>。旧消防署東児出張所(東田井地1397ノ1)の敷地1053平方b、市街化調整区域<建ぺい率60%、容積率100%>。旧消防署和田出張所(和田3ノ27ノ1)の敷地825平方b、市街化調整区域<建ぺい率60%、容積率100%>。旧玉分団機庫(玉6ノ6ノ3)の敷地285平方b、近隣商業地域<建ぺい率80%、容積率200%>。旧オアシス作業所(宇野3ノ1ノ1)の敷地152平方b、第1種住居地域<建ぺい率60%、容積率200%>。
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提供:建通新聞社」