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　県土整備部の「６月補正」が６月30日成立し、道路関係の補助・交付金68億７８００万円が各事務所に追加配分された。今回の配分は、骨格予算92億５８００万円を肉付け。総額１６１億３６００万円とし、23年度の実質予算が固まった。
　同部道路建設、道路企画両課の説明によると、前年度「５月補正」後の予算に比べ３％減少した。大型工事の岩美道路が完了したため補助事業が減った一方、交付金事業は伸びており、補助の減少分を補った。
　主な事業カ所は、網代港岩美停車場線で３カ年債務で取り組む田後大橋・ＰＣ上部工の初年度額として１億４０００万円を確保。鳥取国府岩美線は十王峠改良に９７００万円、鳥取鹿野倉吉線・高住―良田工区は３億０７００万円を追加した。
　倉吉関金道路は国認証額にそろえて13億８９００万円とし、岩屋谷米子線は新青木橋の橋梁補修に２億１０００万円を付けた。
　このほか通学路安全対策は、補助と交付金を合わせ13億円を手当て。未完了60カ所あまりの対策を継続する。
　各県土の６月補正配分額は次の通り。カッコ内は補正後総額
▼鳥取県土＝20億３２００万円（38億５４００万円）▼八頭県土＝２億１３００万円（７億９１００万円）▼中部県土＝26億３３００万円（52億５７００万円）▼米子県土＝11億６２００万円（26億０８００万円）▼日野県土＝５億２０００万円（31億２８００万円）

日刊建設工業新聞