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　福島市は4日、ＤＢＯ方式（公設民営方式）によるあぶくまクリーンセンター焼却工場再整備事業者選定に係る公募型プロポーザルの選定結果を公表。優先交渉権者に三菱重工環境・化学エンジニアリンググループを選んだ。8月に仮契約を結び、市議会での契約案承認を経て9月にも契約締結する。
　グループ構成は、代表企業に三菱重工環境・化学エンジニアリング、構成員に重環オペレーション、協力企業は飛島建設、佐藤工業、安藤組、梓設計、田畑建築設計事務所。提案価格は262億5480万円（消費税込）。次点交渉権者はＪＦＥエンジニアリンググループ。
　新施設は、現施設隣りの渡利字梅ノ木畑地内約1.23haに、ストーカ式焼却方式による処理能力120ｔ／日（60ｔ／日×2炉、24時間稼働）の施設を整備し、可燃ごみ、可燃性粗大ごみ、資源化工場処理後の可燃物、し尿処理汚泥（脱水汚泥）に対応する。配置施設は工場棟（規模案時約3600�u）、管理棟（同300�u）、計量棟（同20�u）、小動物焼却施設（同120�u）、ストックヤード（同150�u）など。2028年3月末まで設計・建設業務期間（工事現場入構24年11月見込み）、28年4月〜48年3月末までを運営・維持管理期間とする。