神山町は、4月に開校した「神山まるごと高等専門学校」の2学年(学生数80人)の生徒が寄宿できる寮の建設地を造成する。造成工事の設計を2024年度以降に委託する。
寮の新築工事は神山まるごと高等専門学校が行い、建設地の造成工事と設計は町が担当する予定。現在、学生が使用している寮は、旧神山中学校の校舎(神領西上角)をリノベーションして3学年(学生数120人)が寄宿できる寮となっている。同高専の学生数は将来、1〜5期生で200人となる予定。現在は1期生40人が在籍しており、来年度以降も毎年1学年40人が入学する予定のため、将来的に2学年80人分が寄宿する寮が不足することが見込まれている。これを受けて残り2学年の学生を収容できる寮の建設を計画している。
現在、新築する寮の建設候補地を選定中。決定次第、用地交渉を進める予定。造成工事は、切土・盛土や地盤改良、擁壁工、水路の設置などを予定している。
提供:建通新聞社