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　香川県は、高松市の高松港玉藻地区で計画している11万�d級大型クルーズ船受け入れのための拡充整備について、２０２４年度に設計に着手し、大阪・関西万博開催で外国人観光客などのクルーズ船の寄港が増えると予測される25年度に桟橋や杭の工場製作を行い、万博閉幕後に現地での工事に着手する方針を明らかにした。また、事業費は約10億円を見込んでいることも分かった。６月27日の６月県議会定例会環境建設委員会で天雲千恵美議員の質問に答弁した。
　同計画は、玉藻地区の水深10�b岸壁で、既設の岸壁の先にあるドルフィン（係留施設）３基を撤去して延長88�bの桟橋を整備。さらにその先にドルフィン２基を建設することで、係留施設延長をいまの３１０�bから85�b延伸し３９５�bとするもの。整備には国の補助事業制度を活用する予定で、23年度内に県公共事業評価委員会に諮る。
提供：建通新聞社