県鳥取県土整備事務所は、三代寺宮下線・中郷橋の架け替えを進める。最初の工事となる左岸側の橋梁下部工事の設計図書を固めた。3日の審査会で調達条件を決め、5日に公告する。工事費は2億円弱で、県内土木一般A級が対象。
中郷橋(鳥取市国府町町屋)は袋川に架かる橋梁。車道、歩道ともに幅員が狭いことや老朽化していることから、現在の橋より上流側に橋梁を新設し、歩行者の安全を図ることとなった。
新設する橋梁は3径間連続プレビーム合成桁で、橋長69・05b、幅員6・0(12・0)b。最初の工事では左岸のA2橋台とP2橋脚を建設する。工事内容は施工延長27・4b、橋台工1基が躯体工168立方b、場所打ち杭工8本。橋脚工1基が躯体工282立方b、場所打ち杭工12本など。
現場の着工は非出水期以降となり単年度で工事完了できないため、工期は2カ年債務負担行為の329日間。
同事務所では今のところ、今月末に開札する見込み。
また、右岸側のA1橋台、P1橋脚建設は2024・25年で工事を進める計画としている。
日刊建設工業新聞