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　県は、蓮田市と共に検討している県道行田蓮田線のバイパス（ＢＰ）整備のために本年度内にも市と基本協定を締結する。高虫交差点から、高虫西部地区土地区画整理事業の地区境界まで至る区間について、役割分担を定める。市が設計・施工を委託・発注し、必要な費用は県が負担する枠組みとなる。
　行田蓮田線ＢＰは、蓮田市側の高虫交差点から高虫西部地区を通過し、久喜市側の下栢間交差点まで向かうルートを想定している。
　基本協定の締結後、市が対象区間の設計・施工に取り組む。具体的な事業延長、幅員などは基本協定までに固める。
　高虫西部地区内を通るＢＰ整備は、土地区画整理事業の一環として組合施行により行われる。２０２４年度にも事業認可取得・本組合設立できるよう調整している。
　高虫西部地区より久喜市方面の区間については検討中だが、県事業となる見通し。