由利本荘市生活環境課は6月30日、公募型プロポーザルを実施した新ごみ処理施設の整備・運営に係る事業者選定支援業務を、八千代エンジニヤリングと契約した。委託期間は7年3月14日。業務では、事業者選定支援や契約に係る支援のほか、DBOを公示する際の実施方針・要求水準書・入札説明書の作成などを行う。
事業は、本荘清掃センター(二十六木字下鎌田野33−1)とリサイクル施設(東由利蔵字根城71)の老朽化が著しいため、新たなエネルギー回収施設(約2,800u)やリサイクル施設(約2,800u)などを川口字大日沢(約64,500u)に建設するもの。建設地では現在、村岡・木内・高橋秋和JVが敷地造成・アクセス道路整備を行っている。
業務で作成する実施方針と要求水準書は、6年2月までに作成・公表し、同年4月には設計・建設・運営を一括(DBO方式)で公告する。7年度に実施設計を行い、8年度から着工して10年度の供用開始を目指す。
なお、一般廃棄物最終処分場については7年度までに満杯になることから、当初は市が新施設の建設を検討していたが、昨年5月に民間業者から焼却灰受け入れの申し出があったことから、建設と維持を一括で民間に委託する方針に変更した。現在、10年度の供用開始に向けて協議中。
提供:秋田建設工業新聞社