建設新聞社
2023/06/29
【東北・青森】弘前警察署庁舎移築の基本計画を7月7日指名入札
青森県警察本部は、弘前警察署庁舎の移転新築を計画しており、基本計画策定業務の委託先選定へ7月7日に指名競争入札を行う。予定価格は1178万円、履行期限は2024年3月15日まで。
同本部では、老朽化している既存の警察署の改築や大規模改修を進めており、弘前警察署は、弘前市八幡町3の3の2地内にある既設の警察署庁舎(RC造4階建て3480平方b)が1981年建設で、築後41年が経過し老朽化が著しいほか、電子機器や装備資機材の増加、板柳警察署との統合などで施設の狭あい化が深刻化しており、敷地も狭く災害活動拠点としての活動スペースや、来庁者用駐車スペースが不足するなどの課題を抱えていることから移転新築を立案したもの。
計画によると、現庁舎西側にある八幡町東公園の一部を取得し新庁舎を建設する考えで、今回の基本計画で、施設に求める機能や建築イメージ・建築規模、必要となる付属施設などについて検討し、新警察署のコンセプトを決定する。
今後、23年度で基本計画を完了、24年度以降に設計等に着手、早期の着工・完成を目指したいとしている。
提供:建設新聞社