金沢市は、「森本地区新保育所(仮称)建設工事実施設計業務委託」について、建築と設備設計に分離し、第2四半期中に発注する構えだ。ともに制約付き一般競争入札案件としている。
建設規模はRC造2階建て延べ約1800平方メートル。新園舎は保育所機能に加え、森本地域全体の子育て交流拠点となるよう、現在、基本設計を鋭意進めている。一方で、「木の文化都市・金沢」の創出を図るため、施設整備にあたっては金沢産材なども用いていく。
市では、森本地区にある市立薬師谷(堅田町地内)、双葉(吉原町地内)、宮野(〈休所中〉宮野町地内)の既設3保育所を統合した上で、塚崎町地内の森本こどもグラウンド(市有地)の一角において、新たな園舎を整備する。今年度当初予算には同建設事業費として総額3660万円を盛り込んだ。
なお、新保育所は2026(令和8)年4月の開所が見込まれる。
基本設計はMAC建築研究所が担い、月内に完了予定となっている。