県東部農林事務所は湖山砂丘地区の農業用管路更新工事を今夏に発注する。約2億1000万円の工事費を投じる見通しで、今のところ3工区に分割して管路工事を発注する考え。
湖山砂丘地区の特定農業用管水路特別対策事業は、2015年度から鳥取市湖山町、賀露町、伏野地区など砂丘地の農業地帯97fを対象に16億円を投じて整備を進めており、工事は終盤に入っている。
今年度は同市湖山町西地区などを中心にした延べ3100bの管路更新と石綿管の撤去工事を予定しており、いずれも土木A級が対象になる予定。具体的な工事計画については地元と調整しながらまとめているが、W11・12・13ブロックは管路工1200bと既存の石綿管撤去。W14・15・16ブロックもほぼ同じ規模で準備を進めている。また、W7ブロック(2工区)は、今のところ700b程度の新設と撤去を予定している。
日刊建設工業新聞